碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所蓄電池室
(撮影:2006-8)
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番号・名称 年 代   構造等
12 碓氷峠鉄道施設
  旧丸山変電所蓄電池室
明治44年
(1911)
煉瓦造、桟瓦葺一部鉄板葺、建築面積430.77㎡、背面小屋附属、鉄骨鉄筋コンクリート造、建築面積34.63㎡
特徴等

碓氷峠は群馬県と長野県の県境にあり、かって旅人を苦しめた中山道最大の難所であった。明治26年(1893)に開業した鉄道が、急勾配を克服するためにアプト式を採用したことは広く知られている。長野新幹線の開通に伴い、碓氷線 (横川-軽井沢間の通称) は平成9年(1997)に廃線となったが、鉄道の歴史を今に伝えるものとして変電所2棟、橋梁5基、隧道10基が重要文化財に指定されている。
丸山変電所は大正元年(1912)に碓氷線が日本で始めて電化されたときに機関車に電気を供給するため建設されたものである。機械室と蓄電池室の2棟からなり、横川駅と軽井沢駅の間の線路沿いに設けられた。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(松井田町教育委員会)
2006-9-9

碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所蓄電池室
(撮影:2006-8)
碓氷峠鉄道施設旧丸山変電所蓄電池室
(撮影:2006-8)
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